レポート・論文の書き出し方とは?読みやすい書き出し方を詳しく説明!
いざレポートを書きだそうとしても、最初からつまづいていませんか。書き出しはそのあと文章を読んでもらえるかどうかを決める、大切な要素です。
ここではレポートの書き出しの目的、また書き方を紹介してきます。
レポートの書き出し部分は、これからレポートを読む人によっては序章となります。つまりどんなことがレポートに書いてあるか、短く説明する必要があるのですが、実は書き出し方は色々な方法があります。
1.レポートの構成とは
レポートの構成は、序論、本論、結論の3段階であることが最も多いです。レポートの書き出しとは序論の部分にあたります。序論、本論、結論は1:8:1の割合だといわれており、レポートの10分の1にあたるのです。
2.書き出し部分にはレポートの目的を記載
2-1.書き出しで読んでもらえるか決まる
レポートの書き出しを読者が読んで、さらに「文章全体を読みたい」と思ってもらうことが重要です。書き出しの内容によっては読んでもらえなくなるほど、書き出しは重要だということです。
書き出しの内容を読者に共有するということです。
2-2.長くなってはいけない
いくらレポートの内容を伝えたいからといって、ながながと書き出しに書いてしまってはいけません。読者が読みやすい短い文章の中に、これからレポートで書く内容を入れ、読みたいと思わせる文章が必要です。
2-3.先に結論をいってしまう
「私は○○について、○○のような対策が必要だと考えている。それは○○になることが期待できるためだ」のようにはっきりと結論を先に言ってしまう方法があります。読者はなぜ「そのような結論になるのか」が気になってレポートを読むことでしょう。
2-4.問題提起をする
「私は○○には○○といった問題があるのではないかと考える」のように書き出しで問題提起をするパターンもあります。「一般的には○○のように考えられているが、本当にそうだろうか」のような書き出しもよいでしょう。
2-5.事実を先に書く
「つい先週、○○のような事件が起こりました。」などと先に事実を伝えておく方法があります。このような書き出しをするレポートは、自分の意見をさまざまなエビデンスを交えて書いていくことになります。
実際に起こった事件は興味がある人が多いでしょうから、それに対する意見であれば読みたいと思うのではないでしょうか。
2-6.自分の経験を前に出すパターン
「片親で育ってきた私が考える親のありがたみとは〇〇であると考える」など自分の経験を全面に出すことで、説得力のあるレポートにすることができます。
経験のある人でないとわからないことが世の中には数多くあります。経験のない人にとって、経験者の意見は聞いてみたいものなのです。
2-7.レポートの動機
レポートのテーマを決めた動機を書いてもよいでしょう。まずは経験をふまえて、そのテーマに興味や関心をもったのか伝えるのです。
3.序論部分は本論部分のまとめ
書き出しの方法はさまざまな方法がありますが、序章の部分で本論の部分のまとめを書いているのが理想です。それぞれ詳しく書く必要はありません。序章の部分は3段落くらいにわかてかくと、読者が読みやすいです。
その中でも最初の一部である書き出しで、本論全体で何を伝えたいか書く必要があるのです。
4.書き出しは最初に考える必要はない
書き出しはレポートの内容を伝える必要があります。そのため先に本論を書いてから、最後に書き出しを書いてもいいのです。文章を書く前から書き出しを考えるのは、意外に難しいものです。
いかがでしたでしょうか。書き出しはレポートの中でも重要な部分です。書き出しの内容によっては、読者に興味を持ってもらえません。是非この記事を参考にしてください。
もし、自分でどうしても書けないという方は、こちらからお問い合わせくださいませ。
序論だけのご依頼も可能です。