2000字のレポートの書き方

2000字のレポートの書き方

2,000文字の場合単純に1,000文字のレポートの倍書く必要があります。しかし焦る必要はありません。文字数が倍になっても、基本的なレポートの形は変わりません。また2,000文字くらいのレポートを書く機会が多いので、ある程度慣れておくとよいでしょう。

それでは2,000文字レポートの書き方を詳しく書いていきます。少しでも参考にしてください。

 

1.レポートの基本的な形

レポートの基本的な形は、何文字であっても変わりません。以下のように問題提起から始まり、自分の意見を伝えてその内容を立証する情報を詳しく載せて、最後に結論となります。

・問題提起

・意見を伝える

・展開

・結論

それではこの形で2,000文字にするにはどのようにすればいいのでしょうか。次に詳しく説明していきます。

 

2.2,000文字にするためには

2,000文字にするためには、1,000文字のレポートを書く時と比較すると、「意見を伝える」「展開」の部分を増やします。「問題提起」や「結論」の文字数は基本的に変えません。

文字数の目安でいうと、以下の表を目安にしてください。全ての記事がこうなるわけではないですが、あくまで目安です。

 

問題提起 200文字
意見を伝える 600文字
展開 800文字
結論 400文字

 

2-1.「意見を伝える」の部分のボリュームの増やし方

「問題提起」に対しての意見を、より幅広い角度から説明をするようにします。そのため200文字位の段落を3つ書くとよいでしょう。

色々な書き方があるのですが、最初の段落で意見を伝えて、残りで例をあげるのも一つの方法でしょう。

・私は英語の早期教育は必要なことだと考えます。

・例えばシンガポールでは英語教育は4歳から始まります。

・シンガポールの有名大学であるシンガポール国立大や南洋理工大は、世界ランキングでいずれも東京大学より上です。

このように書くことで、「なぜ英語の早期教育が必要か」といった問題定期に対する答えをさらに補助する事実を加えることができます。このデータは次の展開にもってくることも可能です。

 

2-2.「展開」を増やす方法

「問題提起」「意見を伝える」「結論」はそのままで「展開」の部分のボリュームを増やす方法ももあります。「意見を伝える」に対して、より多くのエビデンス記載していくのです。この方法でレポートを書くにはより多くのリサーチが必要になりますが、より説得力のあるレポートにすることができます。

いくら文字数が増えても、結論の数は増やしてはいけません。あくまで一つの結論に対して、根拠の提示を増やすことが考えることが重要なのです。

 

2-3.先に構成を作る

レポートは先に構成を作るようにしてください。いきなり書きだしてしまうと、段落のバランスがとりにくくなります。また構成案を先に作ることで、例えばそれぞれの段落に書く量は2,000文字よりも少なくなり書きやすくなるのです。

それぞれの段落に、必要な内容を箇条書きでもいいので書いていく方法もあります。それを文章にするのです。

3.2,000文字とはどれくらい時間がかかるのか

2,000文字というと原稿用紙5枚の量です。そう考えると多いと思うかもしれないですが、慣れてくると知っている内容なら1~2時間全く知らない内容を調べて3~4時間くらいできます。つまりこれまで講義などで習った内容であれば、1~2時間で十分できるということです。

 

4.書くのは最後

時々調べながらレポートを書いている人がいますが、しっかりと調べて内容を理解してから書くようにしてください。調べながら書いていくと、あとから読んで何を書いているのかわからないことが多いのです。

特に2,000文字であれば、知っている内容であってもある程度はリサーチが必要になるでしょう。そのリサーチの内容を十分に理解することが必要です。十分理解をしていると、すらすらと書けるだけでなく相手に伝わりやすい文章を書くことができます。

つまりレポートを書く場合、下準備が大切だということです。

レポートを書く順番

1)リサーチ

2)内容を理解する

3)レポートを書く

5.引用をうまく使う

他の人の文章をそのまま使ってはコピーになりますが、ルールを守って引用をすると問題ありません。研究結果は政府の発表などを引用することで、レポートの内容が深くなりさらに文字数を稼ぐこともできます。

引用を使う場合は、引用をした部分を明確にし参考にした資料を明記することが重要です。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。2,000文字というと少し多いと感じるかもしれません。しかししっかりとリサーチをするなど準備をすることで、スムーズに執筆をすることができます。実際に書く時間は1時間もあれ十分です。

そのためには、書く内容を十分理解しておくことが大切です。2,000文字のレポートを書く機会は多いので、慣れておくと今後楽になることでしょう。

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