4000字のレポートの書き方
4000字のレポートの構成、書き方
大学2年生を超えてくるあたりから教授に要求されるレポートの分量も増え、4000字程度のレポートも増えてくるのではないでしょうか。今回は4000字のレポートの構成、書き方について解説いたします。
（2000字のレポート、1000字のレポートの書き方、構成についても解説しています！）
1. 4,000文字でもレポートの基本形は同じ
レポートの基本的な形である、以下の4段落は4,000文字であっても変わりません。
・問題提起
・意見を伝える
・展開
・結論
文字数が多くなるとどのような配分にしたらいいのか、わからないといった方が多いのではないでしょうか。またただだらだらと長く書いてしまう方もいるでしょう。しかし文字数が多いレポートであっても、基本形は同じです。
それではそれぞれの段落の配分はどのようにすればいいのか、ここから詳しく説明してきます。
2．どの部分で文字数を稼ぐのか
2,000文字を書くときと同じで、文字数を稼ぐには以下の部分です。
・意見を伝える
・展開
ただ4,000文字といった多めの文字数のレポートを書くときは、2,000文字を書くときよりも「意見を伝える」「展開」の部分のボリュームをあげる必要があります。
2－1．意見を伝える
問題提起に対して、自分の意見を書いていくのがこの部分です。4,000文字のレポートの場合は、ただ意見をを伝えるのではなく段落にわけてさまざまな角度で書くようにしてください。
1,000文字のレポートだと300文字くらい「意見を伝える」部分に書いていれば、4,000文字のレポートだと300文字を5つの段落にわけて1,500文字くらいかくことを目安にしてください。1,500文字と段落をわけずに、ただだらだらと書いていると何を書いているのか伝わりにくくなるので注意してください。
最初の部分の自分の意見を箇条書きにしてから、一つずつ詳しく書いていく必要もあります。
（例）私は○○の件について○○と考えています。それは以下の5つの理由があるためです。
１）
２）
３）
４）
５）
このように先に箇条書きをしておくと、読み手に内容が伝わりやすくなります。
2－2．展開
「意見を伝える」の部分で書いたことを、さらに掘り下げて書いていきます。この根拠となる「実際の数値」「歴史的経過」「背景」などを記載しているのですが、4,000文字であれば1,000文字などのレポートと比べてより詳しく書いていくとよいでしょう。
この「展開」部分だけで、段落を4～5段落書くようにしていけば全体で4,000文字くらいになります。1,000文字のレポートを書くときに展開の部分を400文字書いていれば、4,000文字を5段落で2,000文字くらい書くこと目安にしてください。
上記の「意見を伝える」で説明したように、2,000文字だらだらと書いていくと内容がごちゃごちゃになってしまい相手に伝わりません。
しっかりと内容ごとに段落を分けて書くことが大切です。
2－3．問題提起や結論は無理に膨らませない
問題提起の部分は特別文字を増やすことはしない方がよいでしょう。同じ問題提起でも、1,000文字のレポートを書く時と比べてより深く掘り下げていくイメージです。
問題提起に200文字、結論に300文字、「意見を伝える」に1,500文字、展開に2,000文字で全部で4,000文字になります。
3．同じボリュームのレポートを見る
実際に他の人が書いた、同じボリュームのレポートを見るのも一つの方法です。大学の図書館などで調べることもできますし、以下のHAPPY CAMPUSとよばれるサイトでレポートを捜すこともできます。
HAPPY CAMPUS（https://www.happycampus.co.jp/）
4,000文字のレポートを書いたことがない人は、4,000文字のレポートがどのように書けばいいのかイメージすらわかないのではないでしょうか。他の人のレポートを見ているうちに、自分が書けるアイディアを思いつくこともあるのです。
4．書きやすいテーマにする
長文のレポートを書く場合は、書きやすいテーマにすることが大切です。知識が全くないテーマにすると4,000文字書くのは大変ですが、ある程度知識があったり興味があったりすると以外とスムーズに書くことができます。
資料を探すのも書きやすいテーマであれば、苦痛ではないでしょう。それでもテーマが見つからない場合はこれまで講義で習った内容など自分の選考に関連するテーマを選びましょう。教科書やノート、また先輩がかいたレポートなど色々な資料があるはずであり、教授に相談するのも一つの方法です。
5．引用をうまく使う
決して他の人が書いたものをコピーしてはいけないですが、引用なら問題ありません。引用を使うことにより、意見を裏付ける内容にしたり、引用に対して自分の言葉で広げていくことができるでしょう。
6．4,000文字は決して大変ではない
ここまで説明してきましたがいかがでしょうか。いきなり4,000文字の課題をだされたら、どうしていいかわからない方もいるでしょう。しかしここまで説明したことを参考にしていただけたら、4,000文字は決して長くはないことがわかるでしょう。
代行を検討している方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
