卒論テーマの決め方とは?やるべきこと5点をご紹介!

卒論を書かないといけないのに、なかなかテーマが決まらない場合があるのではないでしょうか。提出日が迫ってくると、さらに焦ってしまいます。ここでは卒論のテーマを決める時にやるべきこと5点をご紹介します。

1.卒論のテーマは自分に関連することを選ぶ

全く自分が知らないこと、また他人の方が詳しく書けそうなテーマをわざわざ選ぶ必要はありません。これまで自分が体験してきたこと、また身近な問題、興味のあることを選ぶとよいでしょう。

また一時的なことではなく、長期間で自分に関連するテーマを決めることも大切です。卒論は短期間で書き上げるものではなく、長期間かけて書くものだからです。折角詳しく調べているうちに、飽きてしまうことがないテーマを選んでください。

また自分に関連するテーマを選んだほうが、読者にとって説得力のある文章となるのです。

 

2.テーマに関する先行事例を調べてみよう

卒論は先行事例を調べて、その内容をふまえてオリジナル感を出していく必要があります。その先行事例は信頼性が高いことが重要ですが、テーマによっては先行事例を集めにくいことがあります。

先行研究の調べ方はこちら

またその先行事例に対して、ある程度納得できる、共感できることも重要です。作者が先行事例に共感できるからこそ説得力がでます。

CiNii(サイニィ)とよばれる論文や書籍などの、学術情報を検索できるサービスを利用する野も一つの方法です。大学によっては契約している所も多く、個人情報を登録しなくても検索できるのではないでしょうか。

同じようなテーマの他の人が執筆した論文を読んでみるのも一つの方法です。

 

3.ニュースや新聞などで時事ネタを探す

ニュースや新聞などで時事ネタを探し、「自分ならこうやりたい」「なぜこうなったかもっと知りたい」と感じたことを卒論テーマにする方法があります。

時事ネタを説明するだけならオリジナル感はないのですが、より深く突き詰めていくことによりオリジナルの卒論ができあがるのです。

卒論のためだけにニュースを見るのではなく、普段からニュースを見ておくくせをつけると卒論が書きやすくなるのはいうまでもありません。時事ネタに詳しいと社会人になっても役立ちます。

卒論で掘り下げたことを書くことで、就職活動の時にも生かすことができます。

4.講義の内容を振り返る

卒論のテーマを考えるということは、大学4年生であることが多いでしょう。これまで3年間講義で習った教材やノートなどを見返してみるとよいでしょう。自分が勉強してきた専門分野だからこそ、より深く研究することができるのです。

しかし講義の内容をそのまま使うと、著作権にひっかかってしまうので注意が必要です。同じ題材でも「自分ならもっとこのように研究したい」「ひょっとしたらこうではないか」などと自分の考えをいれていくとよいでしょう。

その結果講義で習った内容と、結論が同じである必要はありません。しかし自分の意見に対して裏付ける資料は必要になります。

5.過去の論文を参考にする

先輩などが書いた過去の論文も参考材料になります。色々な論文をみて、自分が興味をもてる、また研究できそうなテーマを見つけることができると参考にすることができるのです。

もしできれば「なぜそのテーマにしたのか」「どのような調べ方をしたのか」などを聞けるとさらによいでしょう。

論文を書いた本人だけではなく、論文を提出している先生に相談してもよいでしょう。実際にゼミの先生のアドバイスをきっかけに、卒論を書いている生徒も少なくありません。

 

まとめ

卒論のテーマは考えていても、すぐにぱっと思いつくものでありません。色々考えていても提出日が迫ってきます。考えるだけでなく、ここまで説明してきた以下のようなことを試すようにしてください。

・卒論のテーマは自分に関連することを選ぶ

・テーマに関する先行事例を調べてみよう

・ニュースや新聞などで時事ネタを探す

・講義の内容を振り返る

・過去の論文を参考にする

 

どうしても書けない・悩んでいる方は弊社にお問い合わせください!